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Live Report ライブレポート 2005

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2005.11.24
"流離いのNEMORIAL"
STAY wander around



STAY wander aroundの初のワンマンライヴ、"流離いのNEMORIAL"は、開演のベルとともに幕を開けた。メンバーからの注意事項が読み上げられ、満員の客席から笑いが漏れる。とてもあたたかい雰囲気、みんなが応援してるのだなぁと思えるような雰囲気がそこにはあった。そして、たくさんの声援と光をめいいっぱい浴びて4人が登場。1曲目は「奇跡」。この曲のイントロを鳴らした瞬間が、なんだか正に奇跡みたいで、この人達は凄いことをやってくれるんじゃないだろうか!と思わせてくれた。期待がふつふつと沸き上がってきて、どきどきした。STAY wander aroundの楽曲は真直ぐなのだ。キリキリした感情が直に伝わってくる。ステージ上の彼等はがむしゃらで、楽しそうで、それに答えるように客席も音に身を任せて、歓声をあげる。本編最後の「連」まで息をつく暇もないほど必死に音を鳴らしてくれた。ふと考えると、全曲が こんなに盛り上がるような熱く疾走感のある曲のワンマンライヴって初めて見た。「連」では「大きな声でみんなで一緒に歌おうぜ!」とマイクを客席に向け、大合唱!予定外のダブルアンコールにも答えてくれ、大満足のワンマンとなった。まだこのワンマンはSTAY wander aroundにとって通過点でしかないのだ。もう一歩先の未来を感じさせてくれるライヴだった。「僕らが手に入れたのは、間違いなくフレームからはみだしたストーリーなんだと確信したよ。」綾部さんが後日日記で書いていたこの言葉がそれを物語ってるように感じたのだった。
[撮影/鈴木恵、文/長谷川彩子]
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