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Live Report ライブレポート 2006

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2006.1.7
"「2006 1:1」"
LOST IN TIME/フラワーカンパニーズ


LOST IN TIME

LOST IN TIME

フラワーカンパニーズ

フラワーカンパニーズ
2006年1発目のライヴとなったLOST IN TIME企画"「2006 1:1」"。場内は超満員で、こりゃあ春から縁起がいいや!と笑って言いたくなる新年の幕開けとなった。LOST IN TIMEのVo.海北いわく「本気で勝負に挑んだ」相手はフラワーカンパニーズ。大みそかに最高のカウントダウンを見せてくれた彼らのパワーは2006年も持続中といった感じだ。一番後ろから観ていても、ジャンプしたり走り回ったりするメンバーの動きがわかるし、何より熱がどこまでも伝わってくる。MC&ツッコミもいつも通り絶好調だ。いい意味でずっと変わらないフラカンのライヴ。今年もきっと何回もこの姿を見られるのだろう。120%の力で唄われる"深夜高速"を聴きながらそう確信した。フラワーカンパニーズ旋風の余韻が残る中、いつものようにメンバー3人で手を打ちあわせ、LOST IN TIMEのライヴが始まった。1曲目"手紙"から、先に出た先輩に負けない分厚い音をぶつけてくる。ただ力づくなだけではない、芯のあるメロディが流れてフロアに浸透してゆく。音楽に対する誠実さが歌になって見えるようだ。強く気持ちを引っ張られる。中盤はミドルテンポのロスト節全開の曲が並んだ。淡々と唄っているのに海北のTシャツはみるみる汗で濡れていく。派手なパフォーマンスはないけれど、発散する熱量の多さはフラカンに通じるものがあったかもしれない。本編終了後、客電がついてもなりやまない拍手に応えて挨拶に出てきたLOST IN TIME、フラワーカンパニーズのメンバー全員が「この対決に満足!」という顔をしていた。新しい年の最初からこんな真っ向勝負が見られるなんて、私たちもQueもホントに幸先がいい。今年もここでいい音楽がたくさん聴けそうだ! [撮影/鈴木恵、文/輪千希美]
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