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Live Report ライブレポート 2006

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2006.1.12
"パウンチホイールワンマンライブ「始まりの合図」"
パウンチホイール



客電が落ち、イントロのPVが流れ、キーボード安本が登場「主よ、人の望みの喜びよ」のフレーズを奏で始める。そして、1人ずつステージに現れ音に加わる。いつもの朗らかな空気から一転し、パウンチホイール初ワンマンはちょっと厳粛に、静寂と緊張感が漂う中始まった。予想外のオープニングにどう見せてくれるのだろう?と期待が高まる。しっかし、始まってしまったらこの日に向けて正月早々合宿にまで行ったと言うだけあってもの凄い勢い。いつ、ボーカル青木がステージから落ちてくるのだろう…とドキドキした程、気合が前へ前へと走り出す。「自分達が知らない場所で鳴っている始まりの合図を聞き逃したらいけないぜ!」と、この日の為に作成した「始まりの合図」も披露。手拍子も加わり右に左にニコニコゆらゆらと。気づけば♪ららら~と自然と口ずさんでしまう。そして、コールアンドレスポンスもばっちりに爆笑と失笑の狭間を行き来したメンバー紹介もありつつ、あっと言う間に終了。アンコールラストは、「無名の新人」。最後の最後で迫力が増した!と思ったら、なんと5人一斉に歌っていた。一丸となって歌うその空間はそれぞれが本当に良い表情で、楽しもう!楽しませよう!とこの日を誰よりも楽しみにして来た気持ちがより一層伝わって来て、とても穏やかな気持ちになった。2006年みなさんのライブ初めは何でしたか?ちなみに、私はこの日がまさにそう。「悲しいニュースが溢れすぎないようにみんなで明るい年にしようね。」青木が言った言葉を思い出す。周りを見渡せばたくさんの笑顔で溢れていて、今年1発目が彼らで良かったな。心からそう思った夜でした。
[撮影/小川舞、文/代田容子]
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