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Live Report ライブレポート 2006

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2006.1.22
"騒音寺 対 ザ・ヤング"
騒音寺/ザ・ヤング
DJ>サミー前田


騒音寺

騒音寺

ザ・ヤング

ザ・ヤング
今宵はすこぶるイカした夜になるであろう、京都の猛者・騒音寺vs福岡発ザ・ヤングの対決!まずは先攻、ザ・ヤング!実は初見だったのだがVo.ジョーイ氏が唄いだした途端に思い切りヤラレた!なんてソウルフル、なんてファンキー!!タイムスリップしたかと錯覚させる彼らのイカしたビジュアルとサウンドに一瞬にして惹きつけられた。“ファンキー100分”から“ラブロックブラックロック”、“ピープルアットベイスメント”までタタミかけるファンクな演奏と高音のよく伸びる唄声。時折かすれたようになるのがまた艶を帯びる。更に背筋をゾクゾクさせられたのが“きやりくづし”。イントロで漂う危うい香りに眩暈がしそうだ。そしてここまで伸びるのかと思うほどの響き渡る艶声は、リヴァーブ効果も相まって酔いしれ度満点だ。続いて後攻、騒音寺の登場!場内の空気は更に上昇!!“不良少年の口笛”“Brandnew guitar blues”で口火を切り全員の心を鷲掴み!この日Vo.NABEさんは風邪で喉の調子が悪かったそうだが、そんな心配は吹き飛ばすほど相変わらずの存在力を見せつけてくれる。後半、“元禄花見踊り”から一気にみんな踊る踊る!そして待ってましたの“タクシー!タクシー!”だ!!その後も、NABEさんがカラオケで62点を出したという(笑)“風来坊”をお客さんのカウントから演奏、“乱調秋田音頭”で乱舞し、“Life is beautiful”と、勢いは止まらぬままステージを後にした。アンコールでは騒音寺とザ・ヤングのセッションによるSPバンドの登場!ジョーイ氏は会場の女性達に“君は薔薇より美しい”を捧げ、NABEさんは自身の想い出の曲“たどり着いたらいつも雨ふり”で高音に挑戦。こんなに染み入る素敵な2バンドをお目にかかれ、これで幸せじゃなかったら嘘だぜ。
[撮影/鈴木恵、文/佐野ゆうこ]
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