|
2006.2.27
PLATON企画の「下北タイガー」。今夜Queに集まった3バンドはどのバンドも強く印象に残る、濃ゆ～い魅力を持った3組。始めに登場したのは、ズクナシ。ドレッシーな装いの女性4人。ハスキーな歌声、パワフルなステージに釘付け。全身で音楽を楽しんでいる感じ！ソウルミュージックのような、昭和歌謡のような、様々な音楽の要素を取り入れて、センスよく消化しいる。とにかく圧倒的なステージで、ボーカル衣美さんが最後には客席に降りて熱唱し、「メス虎でした！」(イベントタイトルが下北タイガーだからね。)と言って去っていきました。次は、客フロアから「わっわっわっ赤い疑惑」歌いながら登場した赤い疑惑。そのまま輪になって歌い続ける。コレ、耳から離れない！一瞬にして笑いの渦に。フリーターだとか、人生についてだとか、そんなことをヒップホップにのせて歌う。不意に泣きたくなっちゃうような、ダサいんだけどかっこいい、そんな魅力がある。もうなんと表現したらいいのでしょう？これは一度見てみないとわからない！是非ライヴに足を運んでみて！続いてはPLATON。ズクナシと赤い疑惑に影響されたのか、虎の被りもの、虎柄の耳あてをして、いつになくハイなテンション。ボーカル東さんが「目を閉じて辛かったことを思い出して！」と言って真っ暗になったQue。目を開けて灯がついたら何が起こるんだろう！？と期待すると…「…プラトンです！」って。え～！？(笑)そんないつもと違ったちょっとおかしなテンションだったけれど、東さんの甘ーいハイトーンボイスと気持ち良い高揚感を運んできてくれるサウンドはいつも通り。1曲目の「ナイトライフ」から最後の「アンダーザミラーボール」まであげあげで盛り上げてくれた。今夜の3バンドはどれをとってもほんとに濃かったなぁ。たぶんこの日のライヴはしばらく忘れられない！ってくらい強烈で記憶に焼き付く演奏だった。"下北タイガー" PLATON／ズクナシ／赤い疑惑
［撮影／ＮＡＫＫＩＥ、文／長谷川彩子］ ※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。
|
||||
