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Live Report ライブレポート 2006

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2006.3.12
"understatements-CD-Release LIVE!~千秋楽~"
understatements/Radio Caroline
DJ>ISHIKAWA(TIGER HOLE)/増子直純(怒髪天)


understatements

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Radio Caroline

Radio Caroline
今日はunderstatements『My Name is understatements』のレコ発ツアー最終日。東京から始まって福岡、名古屋、大阪、京都と回り、一回りも二回りもたくましくなって彼らはCLUBQueに帰ってきた。バンドとしてのまとまりも、フロアを躍らせる力も、格段に大きくなっていた。パワー倍増のunderstatementsの本日のパートナーはRadio Caroline。初っぱなから3つの歯車がガリガリ轟音を鳴らす。でもそれは決してノイズではない。自らその歯車に巻き込まれて行きたくなるのだ。前列に陣取る人たちは季節先取りのTシャツやらタンクトップで挑んでいたのだけれど、それでも1曲目から汗だくになるくらいの全力疾走っぷりを見せつける。この人たちに助走はないのか!? とすら思ったけれど、これが彼らの助走だったらしい。中盤から後半にかけての加速力はすごかった。すさまじかった、と言ったほうが正しいかもしれない。「今日はunderstatementsのレコ発なんだけど、オレ達には関係ないね」と言い放っていた通り、我が道をぶっ飛ばしていった。増子直純&相棒TARSHIのDJで歌って笑った後は、おまちかねunderstatementsの登場! "It's Funny Day"からゲストのサックスが入った"Jungle"と、始めて観た人でも文句なしに気持ち良く踊れるナンバーが続く。旅をして鍛えられた4人は本当にいい顔をしている。ゲストが入ったり、シューヘイさんとヨネちゃんがヴォーカルをとるシーンもあって、そういう変化球も投げられる余裕が出てきた感じだ。ライヴの定番"Dance Dance Dance!"、"Sun Flower Disco"でテンションをマックスに持っていった後は、ゲスト全員揃っての豪華セッションで本編は終了。そして、アンコールの最後には、出演者のみならず、会場に遊びに来ていたミュージシャンまでステージに上げて弾けまくり。曲が終わった後は、全員が満面の笑みで手を振っていた。ツアーファイナルに相応しいお祭り騒ぎの夜だった。
[撮影/平沼久奈、文/輪千希美]
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