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Live Report ライブレポート 2006

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2006.5.1
"BITE THE LUNG「肺に染み入るロックンロール」発売記念ライヴ"
BITE THE LUNG



今夜の『肺に染み入るロックンロール』レコ発ワンマンを皮切りにツアーに出る彼等。そんな彼等の登場を心待ちにしている観客の熱気で溢れる会場は期待感が漲っていた。メンバーがステージに姿を現し、一音を鳴らした瞬間に沸き上がる歓声。アルバム1曲目を飾る『ハイエストウォール』から衝撃ワンマンショーの幕は開かれる。現在進行形で進化し続けている彼等から放たれる新曲『GARDEN』もまた、胸を突くメロディが心を動かしてゆく。MCでは、「火に油を注ぎにやって参りました!」と満面の笑顔で想いを綴り、会場の温度を更に上昇させる始まりを魅せる『ネスト』へ。ステージから放出される莫大なエネルギーは1人1人を包み込み、青く照らされ広がる世界に輝く。フロアとステージを繋ぐ”確かなモノ”を肌で体感できるステージは BITE THE LUNGならではだと再確認することとなった。アグレッシヴなギターサウンドで疾走し、存在感のあるヴォーカルで創り上げ積み上げられるライヴは、新旧織り交ぜた選曲、ギター山中氏がヴォーカルをとる楽曲も披露され彩り鮮やか。終盤へ差し掛かるところで更に加速度を増し、渾身のステージが繰り広げられたのは言うまでもない。アンコールでは、渡辺美里さんの『恋したっていいじゃない』をカヴァー。全15曲の「肺に染み入るロックンロール」新たな始まりを予感させる、輝きに満ちたステージに落涙した一夜となった。
[撮影/西原勝哉、文/清水瑠里子]
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