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Live Report ライブレポート 2006

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2006.5.9
"3454123TOUR FINAL ~トキニ雨#5~"
凛として時雨/NICO Touches the Walls


凛として時雨

NICO Touches the Walls
凛として時雨のツアーファイナル。たくさんの人で少し蒸し暑い場内、最初にステージに現れたのは今、もっとも注目されているバンドNICO Touches the Walls。注目度が高いだけに張り詰めた空気が場内に流れていたが、最初の一音でそんなものはかき消された。爆音。一瞬で見ている人達を引きつけてしまうその音に思わず鳥肌がたってしまった。そしてその演奏に退けをとらないVO.光村氏の存在感のある声。 とても心地良く時に、胸に突き刺さるような声に変幻自在の演奏力。またしてもすごいバンドの登場だ…。そして遂にお待ちかねの凛として時雨の登場。だんだん人も前につめてきて、少し窮屈だけどこれがライブってもんだ。空間を切り裂くような鋭いギターに変速的なリズム。前半からぶっ飛ばしていく3人の姿にこれまでツアーで経験してきた事が今日の自信に繋がっているんだなぁと感じた。怒涛のキラーチューンの連続にフロアの盛り上がりもヒートアップ。これぞ、このバンドにしかできないライブだ。ラストの「傍観」まであっという間に駆け抜けた3人に、会場からは惜しみない拍手とアンコールが巻き起こる。残念ながらアンコールはなかったけれど、止まない拍手が今日のライブがどれだけすごかったかを表している。会場から外にでるとツアーファイナルを祝福するかのように優しく雨が降りそそいでいた。
[撮影/相川健一、文/阿部友妃]
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