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Live Report ライブレポート 2006

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2006.5.20
"THE GIRL FRIEND SHOW"
Base Ball Bear



メジャーデビュー後初となるワンマンライヴということで、超満員となった今夜の Que。Vo.小出が「今晩は、Base Ball Bearです」という声を発すると同時に、1曲目”極彩色イマジネーション”のイントロから今夜のステージははじまった。キャッチーなメロディが、聴く者の隙間を縫って瑞々しく駆け抜けてゆく。軽快なリズムと絶妙なブレイクが私達の躰を揺らす。また、MCでは、バンド結成秘話、メンバーいじり、昔の彼女の話……と次々繰り出される小出のトークに、会場からは終始笑いが絶えなかった。(演奏中、「ギター、俺!」と叫んでからソロを弾き始めた小出の姿も微笑ましかった。)今日のハイライトは、何と云っても本編ラストの2曲!B.関根が演奏にコーラスに大活躍の”Crazy For Youの季節”と、「すべての女の子と一人の女の子に捧げます」という言葉とともにはじまった”Girl Friend”は、最近のバンドのモードが如実にあらわれた会心のステージングだった。アンコールでは、6/21発売の新曲”ELECTRIC SUMMER”を「今年の夏と夏のつく名前の女の子に捧げます」と云って披露。「今年の”波乗りジョニー”はこの曲です」という発言も過言ではない、名曲の予感漂う好ナンバー!ラストは”Boy Meets Girl”で終了、今年の夏は初のフェス参加、11月には初のクアトロワンマンと、ますます加速してゆくBase Ball Bearのギアが入る瞬間を目の当たりにした夜だった。
[撮影/丹羽納子、文/前田奈央]
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