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Live Report ライブレポート 2006

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2006.5.23
"ワイキキナイト"
エレキベース/Lodge/倉橋ヨエコ OPENING ACT>Keith jhon adams


エレキベース

Lodge

倉橋ヨエコ

Keith jhon adams
Queに足を踏み入れると突如ギターを持った外人がフロアに登場!アメリカからやって来たキースジョンアダムス。丁度次の日ワイキキレコードからスプリットを発売するキース。急遽オープニングアクトをつとめることになった模様。「カエルダンスカエルダンス♪」なんて日本語の歌詞の歌も織りまぜて、どっと笑いが起きる。この後も転換毎に2曲ずつ演奏していき、客席を和やかムードにしてくれた。さて、そんな和やかな雰囲気から一転、ステージには頭にピンクのお花をつけた倉橋ヨエコさんが。「はないちもんめ!」というかけ声とともにヨエコさんにぴったりな真っ赤な照明を切るように演奏が始まった。この「はないちもんめ」のイントロを聴くと、一気にヨエコワールドにひきこまれる。たたみかけるようにちょっとイカれたピアノを鳴らして、多彩なボーカルが感情剥き出し。迷路のような濃密で不思議な世界をみせてくれた。最後は「楯」の弾き語りバージョンでしっとりとしめくくった。お次に登場したのは6人組のLodge。銅鑼やテルミンを使ったりのステージに引きつけられた。曲はポップでかっこいいのだけど、どこかひねくれているというか、ちょっと変というか、ドリーミーというか。そんな部分が濃縮された「夜とはちみつ」は何度も聴いているのにこの日は更に素敵に聴こえたのだった。それはLodgeが進化していっているということでしょう。とにかく気になるバンド!最後は御存じパーティーバンド、エレキベース。この日もいつものように客席から登場。わちゃわちゃとした楽しさがぎゅっと詰まったステージで、いつも楽しませてくれる。とにかく笑顔が自然と溢れてくるのだ。アンコールではベースのフチザワさんが残念ながら次回のライヴで脱退してしまうというお知らせがあった。そこでお疲れという意味を込めた曲をみんなで演奏しているところを想像して作ったという、「今日の終わりに」という新曲を披露し、更に「Baby,it's me」で客席もステージも踊りまくり。この日出演したどのバンドも、音楽は違えど、ドリーミーな世界をみせてくれた。しばらくはこの夢から覚めそうにないな、いや、覚めたくないな!そんなことを思った一夜だった。
[撮影/心パンク、文/長谷川彩子]
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