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Live Report ライブレポート 2006

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2006.7.19
"RETURN TO NATURAL CLUB Que 夏ノ陣 2006"
Theピーズ vs スキップカウズ


Theピーズ

スキップカウズ
あいにくの雨模様となった夏ノ陣7日目を飾るのは、ストレートかつシンプルなロックを奏で熱いパフォーマンスを繰り広げる奇跡のバンド、スキップカウズとロック・シーンの中で生活感にまみれた独自の歌詞の世界観を築いてきた孤高のグループ、 Theピーズ。まさにチバラキ対決!今夜の先攻は、Theピーズ!温かい空気が溢れ出し軽快なドラムにうねるベース、そして炸裂するギターはロケンローでメロディアスな世界を描く。非常にマイペースなライヴ展開を繰り広げながらもフロアを熱く揺らし、心を動かし、自然と踊らせてしまう。見事なステージにギュッと引き寄せられたかと思えば、味のあるMCでも観る者を笑顔に変え魅了!中盤には『実験4号』を。全身の力を振り絞るように歌う大木氏には抗いがたい魅力がある。3人にしか出せない、ダイナミックなロックンロール・サウンドを存分に堪能した。余韻冷めやらぬ中、後攻のスキップカウズが豪快に登場!会場を更に熱くさせる全身全霊のパフォーマンスと個性的で愉快なキャラクターは、アッという間に観客をのみ込んでゆく。今泉氏のツボを押さえた軽快なトークも炸裂!ステージとフロア、そして楽屋までも距離を縮めたところで、心の距離も縮めるべく観客をぐいぐい巻き込んでの演奏展開に今泉氏ワールドから目が離せない。本編最後の『スルメ男』まで、真っ直ぐ心に沁みつく歌を聴かせてくれた。両者のスタイルを最高に引き出すVSシリーズに今年も多大なる感動を頂いた。
[撮影/大津貴子、文/清水瑠里子]
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