CLUB Que WEBSITE

Live Report ライブレポート 2006

« Back


2006.7.22
"RETURN TO NATURAL CLUB Que 夏ノ陣 2006"
"TOMOVSKY「BEST」発売記念ライブ FINAL3days"
TOMOVSKY vs スネオヘアー


TOMOVSKY

スネオヘアー
TOMOVSKYが対バン形式で臨む3日間。その初日を受けて立つのは、以前ツアーも一緒に回ったこともあるスネオヘアー。まず、そのスネオヘアーが久しぶりのサポートメンバーと共に3ピースで登場。(これは貴重!)『ハイトイウノウ』『こうしてはいられない』等古い曲たちが、全くブランクを感じさせない息の合った演奏で蘇る。タイムスリップしたような錯覚。そんな感覚を一番堪能していたのは彼自身だったかもしれない。昔と今を行ったり来たりしながら、青い尖った中にも見え隠れする柔らかさと色気に会場も酔いしれた。退場した後には会場のあちこちで感動のため息が漏れた程。 続いてサード・クラスを従えて歌いまくる40才TOMOVSKY登場!「初日だけどオレは手を抜かない!」その言葉通り、自由奔放な全力投球で『天才ワルツ』『脳』『骨』『スポンジマン』等を厚みのある音で弾むように演奏。会場を鷲掴みにして息継ぎもせず一気に楽しい世界へ連れて行ってくれた。「トモさんは天才」とスネオヘアーに言わしめるのも納得だ。そしていちいちTOMOVSKYの切り取る視点にハッとさせられる。POPなメロディに隠れてしまいそうだけれど実はピリリと鋭い歌詞。そうか、これが二人の共通点なのかもね。 その後のアンコールは“魅惑のセッションタイム!”。二人のゆるいMCを絡めつつお互いリクエストしあったという『ショウドウガイの季節』と『終わりね』、更にサードクラスも加わって『現在位置』と『ワルクナイヨワクナイ』を演奏!盛り沢山で絶品!1秒たりとも目を離す事が出来なかったこの満員の初日ライブは、楽しさと満足感で満ち溢れていた。
[撮影/サヤカ、文/佐野ゆうこ]
※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。

MENU

WWW このサイト内
Copyright © CLUB Que SHIMOKITAZAWA All rights reserved.