2006.8.22
勝手にタイトル付けるなら「猫のはにかみ」。虜にする自由気ままな姿。今日そんな猫達にイチコロになる…。ははの気まぐれが揃ってボーダー服でステージを埋めた。「あのこをちょうだい」なんて愛らしい曲が幾つも披露され、そよ風のようなコーラスと溶け合った。はっぴいえんどや昔のアメリカ映画を連想させる古き良きピュアな甘酸っぱさが漂う。詞が一つ一つ物語を描いて、すうっと耳に入り込んできた。ここで彼らは一時退散。曽我部恵一BANDがやってきた。一昨日出来た曲を惜しみなく新鮮に届け、ビール片手にバカンスを語る…かと思えば「よーし」と円陣を組んでステージをざっくばらんに踊ったり飛んだり。最後は曲を何にするかドタバタ。時間過ぎてる筈なのに整列してハモったり。でも僕の中で笑うと泣くを同時に引き出してくれるBANDなのだ。そして歓声に包まれムッシュかまやつとははの気まぐれのお出まし。key.に「ロビンズ」から善行地氏を迎え、スパイダースの曲が繰り広げられた。誰もが口遊める「バンバンバン」。゛スーパーエレクトリックおばあちゃん゛とコーラスをするははの気まぐれ。゛疲れた゛と連呼して栄養ドリンクを飲んだり、゛さぁ何の曲でしょう?゛とG.を弾き゛わかんねぇな、ざまあみろ゛と無邪気に笑ったり。例えるならムッシュ氏はステージを遊具として楽しんでる子供みたいだった。とにかく楽し疲れでした。でも楽し疲れって残るもんだから、また行きたくなるんだよなぁ…"第六回屋根裏音楽会" ははの気まぐれ/ムッシュかまやつとははの気まぐれ/曽我部恵一BAND
[撮影/鈴木恵、文/田嶋 秀子] ※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。
|
||||