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Live Report ライブレポート 2006

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2006.8.25
"VIVA YOUNG! 3DAYS 06 ~SOUL SHIMOKITA!~"
オーサカ=モノレール/ズクナシ/Thee 50's high teens


オーサカ=モノレール

ズクナシ

Thee 50's high teens
CLUB Que恒例イヴェント"VIVA YOUNG!"。会場に入ると壁に落書きコーナーが設置されていたりして、お祭り気分を盛り上げている。3Daysの先陣を切るのは福岡からやって来た女子4人組Thee 50's high teens。そのルックスからは想像しがたいパワフルなダミ声で場内を圧倒する。女ドラキュラとメイドを混ぜたような小悪魔風の衣装でもちっとも媚びているように見えず、むしろ彼女達の凄まじさを際立たせている。フロアにいた女の子からこんな声が漏れた「すごいカッコいいよー!」。気づけばステージ前は踊り狂う人でいっぱいになっていた。出番が終わってからも興奮冷めやらず、なんとアンコールが! 1バンド目からアンコールなんて観たことない! 10月で現メンバーでの活動は休止となるが、絶対に違う形で戻ってきて欲しい。Vo.エミがフロア側から登場して始まった2番手ズクナシも女子バンド。ファンキーなリズムで、のっけから観客を揺らす。初めて音源を聴いたときは「和田ア○コ!?」と思ったが、実際に聴くとそこまで男っぽくはない。ほどよい太さと高さを持つ声が気持ちいい。観ていると、この人は本当に歌が好きなんだなぁというのが伝わってくる。最後はステージから降りて、お客さんと一緒に歌って弾けて本物の笑顔でステージから去っていった。トリを飾るのはオーサカ=モノレール。ムーディなイントロをたっぷり見せた後、ヴォーカル中田亮氏が出てきたときの印象は「うわっ、なんか出てきた!」。それくらいの大インパクト。無表情でビシッと揃った振りを繰り広げるホーン隊の動きからも目が離せない。思わず一緒になって踊ってしまったりすると、オーサカ=モノレールの作戦にまんまとはめられているような気もするが…。う~ん、怪しい、でもなんか楽しい! 本気で遊べる大人と空間を共有できるのはなんてハッピーなのだろう。大いに踊って歌って幕を閉じたVIVA YOUG!初日。この幸せは、あと2日続く。
[撮影/吉田34、文/輪千希美]
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