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Live Report ライブレポート 2006

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2006.9.22
"CLUB Que 12th ANNIVERSARY [EACH TWELVE CONSTELLATIONS]"
"待ちくたびれた路上に赴く/関東編FINAL!! ドブロク・ワンマン~アンプラグドブロク vs バンドサウンドブロク~"
ドブロク



音と動きで見事に独自の世界を紡ぎ、そのダイナミックなライヴアクトで観客を魅了するドブロク。記念すべき初のワンマンライヴ「アンプラグドブロク」VS「バンドサウンドブロク」という一大イベントがQueにて盛大に開催された。温かい拍手と歓声に迎えられ、まず登場したのは「バンドサウンドブロク」和やかな空気が広がる会場内は、「ドブロクというお酒が香るように」という想いからの試みで禁煙措置が施されていた。沸き上がる手拍子に『Mind Phase Control』から衝撃のスタート。全身全霊のパフォーマンスと熱い魂を込めた唄は、心のド真ん中へと注がれ沁み込んでゆく。 4曲目ではベース4弦が切れてしまうも、挑み続ける原田氏。「ドブロクのテーマは、常に挑み続けること」と、田中氏も言葉を綴り新曲を披露。唯一無二の詩世界を描き出し、バンド形態でのステージを力強く一気に駆け抜けた。続いて「アンプラグドブロク」の登場!今夜のワンマンに向け続けてきたという路上ライヴを再現するかの如く会場には、"ミンミンゼミとヒグラシ"の音が響き渡り、路上に居るかのようだった。それ程に素晴らしい空気感でもってアンプラグドのステージも展開されていたのだ。 Dr.中西氏も唄う『十九の春』や溢れる優しい手拍子と共に奏でられた『花嵐』どれも印象深い。再び「バンドサウンドブロク」が姿を魅せ、終盤へ向け一層、疾走してゆく魂のステージはアンコール含め全19曲。とても温かく、どこか懐かしい気持ちを甦らせる旋律に溢れ出す感動。これからもドブロクから鳴らされるロックを体感してゆきたい。
[撮影/平沼久奈、文/清水瑠里子]
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