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Live Report ライブレポート 2006

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2006.10.21
ノー・シンセサイザーズ[KERA(vo)/三浦俊一(g)/クボ・ブリュ(b/ex. 有頂天)/YANA(dr/ex.ZEPPET STORE/TOBYAS)]
MOTOCOMPO
DJ>S/G/Y/M(HACIENDA WITH LOVE)


ノー・シンセサイザーズ

MOTOCOMPO
20年の時を経て有頂天がキャプテン・レコードに残した唯一のアルバム『Because』がCDでリリースされた本日。CLUB Queへ一歩足を踏み入れると、DJ出演のS/G/Y/M氏による80年代ニューウェーブが響き渡り、廻るミラーボール。そして開演を待ち望む多くの観客が詰め掛けた会場内。熱気が充満する中、MOTOCOMPOが登場。Chiho氏のスウィートな歌声と怒濤のポップチューン!テクノポップサウンドと映像の融合。絶妙のコラボレーションは見事。『The Very Best Covers Of 有頂天』でのカヴァー参加曲「オードリー・ヘプバーン泥棒」も披露され、輝くセンチメンタルな瞬間が描かれた。とても心地良い音空間に包まれるフロアにカラオケバージョン「大失敗’ 85」に乗せ、遂にメンバーが登場!KERA氏、三浦氏、そしてクボブリュ氏。フロアからは熱い歓声が沸き上がった。元有頂天メンバー3人が9年振りに揃ってステージに立つという、衝撃の瞬間が目に飛び込む。更に今夜は「ノー・シンセサイザーズ」という、キーボード無しでの編成に元ZEPPET STOREドラマーYANA氏を迎えての出演。 KERA氏がギターロック的サウンドに乗せ唄う、何ともサプライズ的なステージだ。終盤には人気テレビ番組『銭形金太郎』主題歌としてもお馴染み「心の旅」を。本編ラスト「愛のまるやけ」まで全11曲。ここで本編は幕を閉じるが、興奮冷めやらぬ観客の熱烈アンコール。それに応えるべく再びメンバーが姿を現す。ここでマイクが一本追加され、有頂天メンバーであったギタリスト、コウ氏がゲスト出演を遂げた。三浦氏はキーボードにまわり、ダブルアンコールでは「もう曲がなくなってしまった」と語るKERA氏。最後は、シンセバージョン「心の旅」で夢のような感動のフィナーレを飾った。
[撮影/SAYAKA、文/清水瑠里子]
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