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2006.11.8
少し肌寒くなってきた11月の初め、「リラクリズム」と名づけられたnittのワンマンライブがCLUB Queで開催された。nittのワンマンライブも今回でもう5回目！初めてのワンマンが去年の5月。あれから一年半経ったわけだが、回を重ねた今回のライブでは、適度に肩の力が抜けたまさに“リラックス&リズム”なステージを見せてくれたように思う。一曲目「寝ても覚めても夢を見る」からスタート。客席の壁にはタイからやってきたというランプが飾られ、会場全体をほのかに照らす。中盤では新曲「拍手を贈ろう」を。がんばっている人への応援ソングであるというこの曲、優しい歌声が心に響く。そしてゲストピアノを迎え、「海岸通りで逢いましょう」を演奏。nittの曲は、曲ごとにいろんな風景へ私たちを連れて行ってくれる。海岸線やチャイナタウン、はたまた夕暮れの中。その度にわくわくしたり、誰かを思い出して暖かい気持ちになったりするのだ。「ジャスミンの花を飾ろう」では、客席も一緒にコーラスを。横揺れのリズムが気持ちよい。アンコールでは、より多くの人に届くように新しい曲に生まれ変わった「シリウス」を演奏。「大切な曲だから、批判されてもこれでいく」という言葉に、この曲に込めた二人の強い想いを感じた。続く「サムライはさすらう」で会場はヒートアップ、熱気の中ライブは終了した。もっと聴きたい、踊りたいと誰もが思ったであろう、心地よい一夜であった。"nittワンマンライブ ～リラクリズム～" nitt
［撮影／鈴木恵、文／土田理奈］ ※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。
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