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Live Report ライブレポート 2006

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2006.11.14
"HiGE 2006 pre-TOUR SPECIAL 3days ~Live at CHAZAWA St~"
髭 (HiGE)


ロックシーンの超大型ダークホース"髭(HiGE)"が3夜連続に渡り、これまでの彼等の軌跡を辿るような、一つずつ違った内容で敢行するという試みのワンマンライヴ。~Liveat CHAZAWA St~と題しての3daysがQueにて千秋楽を迎えた。今夜は11/8に発売された、型破りのロックセンス満載の新作『PEANUTS FOREVER』を引っさげ、その収録曲を中心に披露される模様。熱気溢れる満員の会場に彼等が満を持しての登場!一瞬にして湧くフロアに放たれる「MR.アメリカ」から3曲続け、魅惑の根元(笑)須藤氏は「想いが溢れて言葉が出ない…」と3days最終日を迎えた気持ちを綴った。次々と新曲を披露し、曲ごとに解説をつけたMCを交え観客との心の距離も確実に縮め、中盤にはポップネス全開の一撃瞬殺ナンバー!「ギルティーは罪な奴」など、最高にクールでセクシーなバンドの魅力を全開に!過剰なまでのエネルギーを発散しながら描く圧倒的なパフォーマンスに会場も大揺れ。本編ラストには「ロックンロールと五人の囚人」が脳天直撃。場内から沸き上がる鳴り止まない熱烈なアンコール。そして、誰一人として会場を後にしようとせず、ステージに再び彼等が戻ってくるのを待ち望む光景が目に飛び込んだ。その想いに応えるべくアンコールでは、ライヴでもお馴染みの「髭は赤、ベートーヴェンは黒」「白い薔薇が白い薔薇であるように」ガムテープでギターを宙吊りにしたかと思えば、客席に乱入の須藤氏。今夜もライヴの積み重ねのなかで培われたのだろうと思わせるパフォーマンスの確かさが説得力を感じさせ、新たな楽曲と共に現在の彼等が凝縮されていた。強烈な個性とカリスマティックな魅力を放つ髭(HiGE)から今後も目が離せない!
[撮影/大津貴子、文/清水瑠里子]
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