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Live Report ライブレポート 2006

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2006.11.19 DAY LIVE
"G・ウメザワ 3ヶ月連続アコースティック企画 ~早起きは三聞の徳~"
G・ウメザワ/大川たけし(東京60WATTS)/山口進(30size)


G・ウメザワ

大川たけし

山口進

セッション
スタート12:30(昼)、会場入りにいたっては10:00という健康志向ド真ん中のこのイベント。サザンハリケーンを解散してから毎日朝の8時に寝る、という自堕落な生活を送っていたウメザワにとっては格好のリハビリとなったようだ。根っからの晴れ男東京60WATTS大川たけしと、3ヶ月連続のうちすでに2回が雨という実績をもつウメザワのお天気対決の行方が注目されたが、あっさり雨。コンプリート。1番手は30size山口進。本番直前に入ったファーストキッチンで、大川氏による心理テストの結果「マゾ」と判定され(ちなみにウメザワもマゾ)、動揺していたが、ステージではキッチリ歌心を轟かせていた。正直者がバカを見る?うるせーよ。オレは山口進のバカみたいに真っ直ぐな歌声が大好きなんだ!、と叫びたい。2番手、大川たけし。歌手と呼ばれる多くの人々が、やれ発声だ、やれ音程だと苦心してる中で、彼は歌に対して全くかしこまらない。話すように歌う。歌うように話す。「目白通りいつも通り」も、「おはようございます」も、飲み屋のエロ話も、同じだ。人間が好きだから、そのリズムを、その瞬間に、スッと、掴まえてみせるのだ。3番手、G・ウメザワ。その官能的なたたずまいはまさに「バラの貴公子」、「100万ドルの微笑み」だ。ステージ上で突如ジャンクマン(from キン肉マン)の話を始めて空気を微妙に凍りつかせた山口進の意志を継ぐかのごとく、再びジャンクマンの話を蒸し返した勇気。まさにG(=Gentle)・ウメザワの名にふさわしい。空気なんか頼まれても読まねえよ。最後に3人で「ルージュの伝言」セッション。ハッキリ言ってオリジナルを超えていた。音階もリズムも言葉も全て超越した小宇宙(コスモ)がそこにはあった。確かに。
[撮影/鈴木恵、文/自慰・兎目挫羽]
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