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Live Report ライブレポート 2007

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2007.2.2
シナトラ



ついにやってきた!!Queにてシナトラの魂のワンマン!!この日を心待ちにしていた人々で会場はいっぱい。スタッフ、チビトラが今まで撮影してきたメンバーの写真が壁中にはられている。写真だけでも一度見たら覚えてしまう金髪のヴォーカリスト黒岩トキオ。今か今かと待ち構えた会場にトキオ率いる4匹の虎が満を持して登場!1曲目「行かねばならぬ」から始まり、「薩摩白波」などシナトラお得意のお祭りチューンでスタートダッシュ。一気にぶっとばす!シナトラがいいのはお祭りソングだけではない。中盤では様々な色のナンバーを披露。ギターワラガイの地元であるいわきにある瓦屋根の会社に作ったCMソング「日本人なら瓦屋根」もシナトラならではの曲。「マグマの男」ではお客さんからの「シナトラやっぱり男前ー!!」という掛け声にメンバーご満悦。言わせとるんだが。しっかしどれを取ってもいい曲。楽器隊3人でできるマックスのことをやる姿勢、そしてトキオの嘘がない歌。黒岩トキオという人格が、このバンドを作っている。こんな一見怖そうなお兄ちゃんが心と腹の底を全部見せて、うりゃーーって全力で歌って、そしてこれ以上ないくらい嬉しそうに顔をくしゃくしゃにして笑えば、こっちも自然と笑ってしまう。ずるい。ワンマンなのにあっちゅーま。なんだかんだあっても、縁があれば別れても再び会える日は来るし、どんなに辛くても明日は来る。そう思わせるラストは「また会いましょう」、夏公開の映画の主題歌に起用された「エンドロール」。「涙流れても僕らの日々は続く」そう歌うシナトラが、続いていく姿が見えた。4匹の虎の目は、しっかり明日を見ていた。君の代わりがいてたまるか。トキオが、ワラガイが、ハシノが、光がいて、シナトラ。本当にそう思った。アンコールは「空にとけてゆけ」「前略、道の上より」でやっぱり踊らせてくれた。ありがとう、シナトラ。おめでとう、ワンマン。でももっともっとこれからですよ、シナトラ!!
[撮影/鈴木恵、文/タエコップ]
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