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Live Report ライブレポート 2007

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2007.2.12
"フーバーオーバー2ndアルバム「不等式とその解」レコ発ライブ"
フーバーオーバー/ChesterCopperpot/overall+


フーバーオーバー

ChesterCopperpot

overall+
前日に友人の結婚式に出席し、幸せ気分のままQue入りとなったのだが(私事でスミマセン)、フロアの笑顔を見て更なる幸福感に包まれた。まずは"overall+"。キャッチーなメロにメッセージ性の強い日本詞が乗っかって、とても心地が良かった。やっぱり紙面の歌詞を目で追うより、ライブですんなり耳に入る言葉の方が、何倍も大きな臨場感を得られることを再確認。山田のまっすぐな歌声が胸に刺さって泣きそうになったのだが、関西弁のおもしろMCには思わず吹き出してしまった。続いては、両手を高々と上げハイテンションな登場をした"ChesterCopperpot"。彼らの珠玉ともいえるピアノの音色と見事なコーラス・ワークに、完全にノック・アウトされた会場。ロックでジャジー、軽快だけど深みがある、そんなサウンドに酔いしれる時間。MCで告知を試みるも、日程を間違えるというボケもナイス(笑)。最後を飾った"フーバーオーバー"は、この日がレコ発ライブ。いつもと同じスーツ姿は、良い意味での安心感と、これから始まるショウへのワクワク感を与えた。岩沢のキュートで優しい歌声に、観客の身体が揺れる。しかしガツンとくるロック・サウンドからは、「優しいだけじゃないのよ」というオーラも出まくっていて、その二面性がすごくいい。もちろんニュー・アルバム『不等式とその解』の中からも数曲披露してくれた。バレンタイン直前ということで、「ゴ○ィバよりもキッ○カットが好き」という庶民的なMCをしていたが、このユル~い雰囲気もファンの心を捕らえている要因のひとつ。すべてのライブが終了した時の充足感ったら・・・連日連夜幸せをありがとう!
[撮影/サヤカ、文/工藤涼子]
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