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Live Report ライブレポート 2007

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2007.4.15
"ビアンコネロ ワンマンライブ2007「kokoromi」"
ビアンコネロ


開演ぎりぎりの到着にもかかわらず、入りきらない人・ひと・ヒトの波…。 久々のワンマンという事で、チケットはもちろんソールドアウト!たくさんの女子が3人の登場を待ちわびていた。 そして、開演予定より遅れること10分。満を持してメンバー登場!屈託のない笑顔が印象的。 演奏が始まると、一気にビアンコネロワールド全開! アップテンポな曲で会場の空気を最高潮に温めたかと思えば、染みる歌でその心をわし掴みにする。 それぞれ曲を作った本人がその曲を歌うというスタイルの彼らだが、その印象は様々。 まるでくるくると表情を変える子供のような彼らそのものが現れているようだ。 色とりどりの風船が空に飛んでいくように、私たちの心を弾ませてくれる。 ムードメーカーの古川が、ぐいっと私たちの心のトビラを開く。 バンドの中でもお父さん的存在の古賀は、その声で、まっすぐに胸の奥まで入ってくる。そして穏やかな印象の稲田が、しっかりと、心の奥底に『ビアンコネロワールド』を刻んでいく。 一見おちゃらけているように見える3人だが(失礼…)、それぞれの手法でしっかりと私たちをとりこにしてしまうのだ。 ひとあしこの世界に入り込んだら最後、気づけば彼らの魅力に惹き込まれてしまっている。 “kokoromi”というタイトルを掲げて挑んだ今回のワンマン。 「いつまでも挑戦し続けていたい」という古賀の言葉通りその柔軟な姿勢は、いつだって何かを切り開く突破口になるに違いない。 世を行く、凝り固まってしまった大人たち!ビアンコネロの世界に触れて、溶かされてみれば良いよ。肩の上の荷物が、少しは軽くなるかも…。
[撮影/鈴木恵、文/ケイン]
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