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Live Report ライブレポート 2007

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2007.4.22
"ケモノ道ヲ行ケ vol.2 ~オレたちもあんたたちもいつだって挑んでるんだ~"
ベンベナッツ/ローザ・パークス/ワタナベカズヒロスロウバウンド/竹内晃(Creeps)
DJ>プラ吉


ベンベナッツ

ローザ・パークス

ワタナベカズヒロスロウバウンド

竹内晃
今宵はベンベナッツ主催のイベント、ケモノ道ヲ行ケvol.2(まだ二回目!?)。ベンベナッツと親交の深いバンドを迎えたこの日。会場に入るとミラーボールがくるくる廻り、DJプラ吉のご機嫌な選曲がもう既にお祭りムード満載。なんとオープニングにサプライズが!ベンベナッツvo島田大作が弾き語りを披露。彼のストレートな歌は真っ直ぐ胸を突き、そしてあとからじんわりあったかさが増すんです。そして彼の紹介から登場したのはワタナベカズヒロスロウバウンド。トップバッターから熱く切ないライブを見せてくれる。ライブ後半にかけどんどん盛り上がり、観客は揺れてる。すばらしいライブだ。続いてローザ・パークス。vo小沼せいじはベンベナッツg須田と同じ誕生日というエピソードがあり、ほっこりしたトコで、ニコニコ笑顔のローザ・パークス登場。ホントやんちゃである(笑)楽しい。ロックバンドサウンドなのに、国際的な歌や曲。彼らだけが出せる音楽だなぁ。一度聴いたら耳を離れなくなる。続いてベンベナッツがツアーで出会った、青森からの竹内晃が登場。青森での思い出は「焼き肉弁当とあきらちゃんの声しか覚えてません!」と言うベンベナッツdrガッツからの紹介の通り、一曲目から惹きつけられた。優しく透明感のある歌声が会場に響く。とても気持ちよく心に残る歌。そして、SEが流れだした。『「OPEN」だぁ~。誰が歌ってるの?』と会場の期待が膨らみ空気を震わせてる。ローザ・パークスせいじのあったかい紹介も入り、いよいよベンベナッツ登場!一曲目はイベントタイトルでもある「ケモノ道ヲ行ケ」から始まった。ステージ上に揃った四人はホントに楽しそうで、最高にハッピー!としきりに連呼。「RACE」へと続くその歌声に歌詞、繊細かつ大胆なロックサウンドはフロアを揺らしていく。この日の為に用意された新曲「ルーレット」も披露され、誰もが感じる大人になっても忘れたくない懐かしく切ない気持ちを思い出させてくれた。そして、それぞれの大切な人へ「捧げる歌」ステージと客席が一体になった瞬間である。 SEに使われたのは山形の友達バンドが今日のために作って持ってきてくれたという。最後の曲の「OPEN」まであっという間に駆け抜けた。アンコールも鳴り止まない中、再びベンベナッツ登場。最後はこの日出演したミュージシャンや友達がステージに上がりみんなで唄う「旅路にて」。大切な人たち、家族、友達、あんたたち(集まってくれた人たち)への感謝の思いが伝わってくる。終わりたくない終わらせたくないと、会場全体が揺れ動く。『熱くるしくも居心地が良い』まさにこの日ベンベナッツにもてなされた田舎の家で、みんなで泥んこになるまで遊んだ。日が暮れたけど、まだ帰りたくないけど楽しかったね、また遊ぼう!その場にいた人達が、みんなそう言って満足げに帰って行ったに違いない。良い1日。ホント最高にハッピーな夜だった。
[撮影/小川舞、文/高林亜紀子]
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