2007.5.4
毎度お馴染みのGW恒例"MUSIC DAY"も今年で10周年!その節目を飾るに相応しい面々がCLUB Queに集結した。ロック好きにはたまらん、耳の肥えたお客さんを、ショボーレ氏のお家芸"ロケンローDJ"が出迎え、会場はみるみる満員!トップバッターはUKロックの新鋭、THE BAWDIES。ベース&ボーカルのスタイルで、その音はもちろん、ルックス◎、エンターテインメント性◎と、久々に"ホンモノ"を感じさせる衝撃!これから絶対"化け"ますよ、これは。お次は京都が生んだ日本語ロケンローの若手、片山ブレーカーズ&ザ★ロケンローパーティ。かのボ・ガンボスや騒音寺を輩出した地だけあって、泥臭く、男気あふれるド迫力の演奏&パフォーマンスで、サイケデリックな世界に一変させる力はお見事!サプライズではボ・ガンボスの「助けて!フラワーマン」を披露。このサービス精神も泣かせるじゃないか!3番手はLONESOME DOVE WOODROWSが疾走感あふれる爆音と"これぞ、ロックだぜ!"てな曲を次から次へとかまし、途中でボーカルが客席へ乱入する騒ぎ!頭がクラクラする圧倒的なパフォーマンスと貫禄を見せ付けた。 そしてトリを飾るのはマージービートの大御所、THE NEATBEATS!年間130本もライブをやっているだけあって、自分たちも楽しみながら観客を楽しませるツボも得ていて、とにかく楽しい!MCも磨きがかかって笑いすぎでお腹が痛くなるし、曲で躍らせられるしで、てんやわんやの祭りが繰り広げられた。そして彼らのライブといえば、恒例の"お約束コール&レスポンス"。これが何度、体験してもワクワクするっ!この空間を共有している全ての人をTHE NEATBEATSのメンバーにしてしまうサービス精神には、ただただ頭が下がる。もう観客はヘトヘトなのに、ショボーレDJは踊らずにはいられない曲をかけるし、THE NEATBEATSも"これでもかっ!"ってほど、アンコールで躍らせる!終わってみるとざっと4時間、心地良い疲労感が体を包む。ロケンローとは理屈抜きに体が動いてしまうものなんだよなぁと、改めてロックの素晴らしさを実感したと同時に"ロック好きでよかった!"という満足感で心も満たされた夜だった。 "MUSIC DAY 2007 10th ANNIVERSARY in SHIMOKITAZAWA ~あぁ’シモキタ・ロケンロー天国!~" THE NEATBEATS/LONESOME DOVE WOODROWS/片山ブレイカーズ&ザ★ロケンローパーティ/THE BAWDIES DJ>ネモト・ド・ショボーレ
[撮影/鈴木恵、文/金田千恵美] ※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。
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