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Live Report ライブレポート 2007

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2007.6.3
"あかね色の海 PART1"
スキップカウズ/パイナップルフリーウェイ/デブパレード


スキップカウズ

パイナップルフリーウェイ

デブパレード
やって来た、通称「鬱陶しい夜」『あかね色の海PART1』。トップバッターは、全員100kg超のスーパーバンド「デブパレード」。ハンヂ他4名みんな大っきいけど、リズミカルでダンサブルでどすこいで。飲み物を注文する時は「とりあえずカレー」、来るべきデブームに備え着々と準備中らしいが、目前に控える夏に少々及び腰の「夏の終わりに」。Tシャツの標語は「全ての武器をお箸に」。あっという間に取り組みが終わり、次は「パイナップルフリーウェイ」。一曲目から汗だく「VS.GS」、汚れない心が伝わる「ロックンロールハート」、鏡を見て自分を好きになる努力をしたらしい「レモンハート」、お馴染み「ロック少年」~「ぴーぴーぴー」「ブラザーブラザー」、観てると汗だくで暑苦しそうだけど、温かい音楽がジワジワと身に染みる。そしてトリを飾るのが、今年10周年を迎える千葉代表「スキップカウズ」。相変わらず、切ない男心を歌ったら右に出るものはあんまりいない。何年も演ってる曲を聴いても、初めて聴いた時と同じ感覚を受ける。2曲目「二日目のカレー」って、デブパレードの曲かと思った。180cmの大仏の歌「鎌ヶ谷大仏」、ネーミングセンスも抜群に地域密着型。出た!「スキンシップタイム」!これ、いつから恒例なんでしょうか。やたら派手な格好で「よーしよしよし」とフロアを練り歩いている。続く「裏切りのうた」でお客さんが手を振るところが、まるでリハ済の様に美しい。本編ラストの「スルメ男」ではスルメになったイマヤスさんに、さっき配られてたお菓子(スルメ)がマジ投げされてて、痛そうだった。アンコール「チャック全開」、最後引っ張りまくってて面白かった。お疲れ様です。今日は3バンド共、確かに暑苦しい感じだったけど、何て云うかサウナみたいな感じで、後はすっきり爽快で元気になれる、そんなバンドばっかりだったと思う。
[撮影/missa、文/藤井美奈]
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