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Live Report ライブレポート 2007

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2007.7.14
"CLUB Que 夏ノ陣 2007 RETURN TO NATURAL"
Theピーズ VS 鶴


Theピーズ

夏ノ陣2日目の夜は、強力台風と共にやってきた、世代を超えたエンターテイメントロック対決!若手代表の鶴は、アフロがお茶目な3人組。Vo.&G.秋野氏が喉の手術を行った為、東京は久々のライブだったが、変わらぬ歌声は、待ち望んだ客席を安心させた。中盤、ライブハウス音楽を愛を込めて皮肉った新曲「不健康ミュージック」を披露。今までの鶴のイメージを払拭した、リアルで斬新な切り口に驚きつつも、彼らの音楽がより、面白い物になった気がした。お馴染のラストナンバー「Tonightはパーティ(サマーフォーメーションVer.)」では、会場中が手拍子と振付、彼らのビートに一体となり、みんな笑顔で3人に釘づけになっていた。続くは、今年21年目を迎えたTheピーズ。力みのないグルーヴは、バンドとしての年月ゆえなのか?しかし、それに反するバンドとして勢いをも併せ持つのだ。客席はずっと彼らのサウンドにうずいていたが、3曲目の「体にやさしいパンク」から、モッシュ発生!会場の空気と共に、途中Vo.&B.はる氏がベースをギターに持ち替えて、「チキチキバンバン」なんて演奏し始めた。永遠に悪ガキのような大人たちは、自然に自分達をさらけ出すのだ。客席も応えるようにアンコールまで、終演の時間を惜しむように飛び跳ね続けていた。表現こそ違えど、芯の部分がどこか似ていたこの2組。この熱は、外の台風にちっとも負けていなかったよっ!
[撮影/小川舞、文/だるまっち]
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