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Live Report ライブレポート 2007

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2007.7.22
"CLUB Que 夏ノ陣 2007 RETURN TO NATURAL"
THE PRIVATES VS 曽我部恵一BAND


THE PRIVATES

曽我部恵一BAND
THE PRIVATES 3DAYS最終日。先攻は曽我部恵一BAND。「さよなら!街の恋人たち」から始まりのっけからロックモード全開。寄せてはかえす波のような音色が心地良い「浜辺」、激情にかられた曽我部のボーカルに思わず涙が滲んだ「シモーヌ」、ライブ定番曲「TELEPHONE LOVE」などエネルギッシュなステージに圧倒されっぱなし。改めて曽我部の虜になった私であった。そして細身のパンツにサングラスとスタイリッシュな出で立ちのTHE PRIVATESが登場。ダンサブルなビートと熟練したテクニックでフロアはたちまちダンスホールと化す。結成24年だというのに衰えるどころか研ぎ澄まされていく強靭なTHE PRIVATESサウンドの背景には音楽への純粋な憧憬を強く感じる。だって「俺を最初にしびれさせた曲を」と「(I Can't Get No)Satisfaction」を演奏した時や、アンコールが終わって他のメンバーはとっくにはけているのに「まだ帰りたくない」なんてごねている時の延原の顔はロックに目覚めた中学生男子そのものだったもの。
[撮影/サヤカ、文/宮本貴子]
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