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Live Report ライブレポート 2007

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2007.7.30
"CLUB Que 夏ノ陣 2007 RETURN TO NATURAL"
ザ・カスタネッツ VS ハックルベリーフィン


ザ・カスタネッツ

ハックルベリーフィン
梅雨明けが未だ発表されない異様な飽和湿度状態での対バン、先攻は5年ぶりとなるNewアルバムを発売したザ・カスタネッツ。軽快なリズムで「デイズ」が始まると、それまでのジメジメした空気が一気に吹き飛び居心地の良い場へと変化していく。テーマはもちろん「夏」。7月始めにツアーを行ったばかりの彼らだが、その勢いは留まる事を知らない。「夏なんです」「僕はそれがとても不思議だった」など新旧曲が織り交ざった演奏は、まるで青い空と白い入道雲の世界へ誘われたような気分だ。「サンシャイン」「君とボク」など全11曲が披露された。後攻はハックルベリーフィン。熱帯夜を彷彿させる「月影」、心に響く「青空」など、メンバー3人の個性が重なり合い強い底力を持った魅力的なバンドである。アンコールは「Caravan」。何だか元気を分けてもらった感じ。両バンドが上手い具合に相乗効果を生み出したお陰で、今年の夏は無事に乗り越えられそうな気がする。
[撮影/藤井美奈、文/松下恵子]
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