2007.8.1
あぁ。レポ描きたくない。この心を真空パックにして独り占めにしたい。と思った三日後に衝動が。共感したい、伝えたい。だから僕はペンを取る。おちゃらけて歌う絵本のようなキャラクターが飛び出す詞はいつだってTOMOVSKYが主人公のようだ。何が始まるか分からない何が飛び出すか分からない小さな箱の中で小さなTOMOVSKYの行動を見ているような感覚。常にわくわくする。『次は3時間pillowsだ』といたずら顔でパスされたthe pillowsは、いつもは前でぐちゃぐちゃになってる男の子に『何で今日は後ろで聴いてるんだ。調子が出ないのはお前のせいじゃないか(笑)』と言ったその言葉が一人一人を主人公にする。もう既に始まっているthe pillowsの緻密な物語。それに気づいた僕らは存在を示す。主人公を見て楽しむ第一章と主人公になる第二章。風に身を任せる楽しさと舵を取る楽しさを教わった船旅。ずっと延長すればいいな…これで彼らに会いに行く理由はいらないさ。"CLUB Que 夏ノ陣 2007 RETURN TO NATURAL" TOMOVSKY VS the pillows
[撮影/鈴木恵、文/田嶋秀子] ※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。
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