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Live Report ライブレポート 2007

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2007.9.5
"SPANK PAGE presents「CIRCUS vol.7」"
SPANK PAGE/used knowledge/apnea


apnea

used knowledge

SPANK PAGE
一番手はapnea(アプネア)からスタート。変化自在な多様性を持つ曲も然る事ながら本人達の醸し出す雰囲気も楽しめるバンド。例えば、親しみやすさを見せつつ実は毒も吐く小悪魔風なテイストも見せたりして、でも躍動感や疾走感だって何処かにあるような、とにかく気付いたら癖になってる、そんな中毒性のあるバンドなのだ。曲によってはキーボードが演奏されるが「そして君は放たれる」、そのキラキラ感もまぶしかったりするのだった。ライブは言う事無しだが、染矢君のMCには苦笑いも多めに含まれていたような気がする。二番手はused knowledge。リズム・メロディ、そして唄声がプラスされる事で曲が完成される過程をステージ上から魅せ付ける。彼らの音楽は既に完成型になっていて、それを根底に様々な表現で表している。ロックでダンス、時にしっとりした曲調で、聴く側に余計な事を考えさせない。今日のセットリストでは中盤に唄ものが集まっていて、その後に演った「ダンスダンスダンス」「Trans mission」が際立っていた。自主イベント「Trans mission Vol12」が開催されるとの事、継続は力なりと思うのでかなり期待できそう。ラストは本日の主催、SPANK PAGE。個人的にはここCLUB Queで観るのは初めてだったけど、何処で演っても彼らは彼らだった。大人数ならではの圧巻というか、音がたくさんうねっていて、その中にポーンとVoの声が浮かんで来る感じ。独特な世界観だが聴いていて気持ちいい浮遊感を感じたりする、ユートピアっていう言葉が浮かんできた。とてもライブが楽しい様で(アンコールでも言っていたが)、その気持ちは自然に見ている側にも伝わって来て素直に楽しめる。こちらのイベントは第7回だったようだけど、これから回を進めて行って、もっとたくさんの人に体感して貰いたい。
[撮影/CLUB Que、文/藤井美奈]
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