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Live Report ライブレポート 2007

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2007.9.16
"CLUB Que 13th Anniversary ~club Queen and king 13th joker~"
夜のストレンジャーズ
DJ>ネモト・ド・ショボーレ(DECKREC)


CLUB Queの13th Anniversaryにおけるワンマン・シリーズ第5弾。何だろう。始まる前のこの胸騒ぎ。続々と集まるお客さんから目には見えないエネルギーを感じ取ったからなのか、噴火活動停止中の活火山の側にいるようなソワソワ感。そんな時に彼らが現れ、さらに火山地下のマグマが上昇したような状態となった。ロックンロール・ブルース・ツイストなどの要素が溶け合う洋楽サウンドに泥臭い日本詞が乗っかって、完全なる彼らの空間が出来上がる。ヨーホー(Ba)がやや涼しげな表情でウッド・ベースのような重厚な音を奏でている最中、ミウラ(Vocal&Guitar)は汗だくになってギターを掻き鳴らし、随時黄色いタオルで汗を拭う。「チケットの予約はバンド経由だと面倒なのでQueで予約して。」だとか「時間があったらアンコールするけど。」なんてハチャメチャな発言は、ミウラだからOKなんだろうな。とにかくこの日のお客さんのノリはやたらとハイ・テンションで、終始噴火状態だった。曲中だろうがMC中だろうが、あらゆる場所から雄叫びが聞こえていたし、お酒を片手に身体をダンサブルに揺るがすお客さんが多くて、フロアの動行もショウの一部に見えたのがたまらなく素敵であった。「ビール」「ウィスキー」などが登場するアルコール系の曲が多いからなのか、お酒を口にせずともすっかり酔いどれ気分。お酒とブルースってのはどこか切ない。それでいて抜群に楽しいから不思議だ。
[撮影/おれんじぱんだ、文/工藤涼子]
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