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Live Report ライブレポート 2007

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2007.9.18
"CLUB Que 13th Anniversary ~club Queen and king 13th joker~"
THE COLLECTORS/HARISS


THE COLLECTORS

HARISS
デビュー20年のTHE COLLECTORSと結成2年のHARISSの対バン。バンドの歴史はケタ違いだが、そんなことをまったく感じさせない、それぞれの色がはっきり見えるライヴだった。予想に反して、最初に登場したのはTHE COLLECTORS。「火曜日にライヴに来てるってことは、みんな美容師?」なんて余裕のMCを挟みつつ、いつ見ても変わらない、マイペースなライヴを展開していく。スタートは客席も準備運動状態だったけれど、"1・2・3・4・5・6・7DAYS A WEEK"からは一気にスピードアップ。このまま突っ走るか? と思い気や、"いとしのルネ"では心が震えるような甘い歌を聴かせてくれる。このメリハリがベテランの味だ。現在レコーディング中というアルバム(16枚目!)から新曲も披露し、ラストは"未来のカタチ"で感動的なフィナーレ。それ以上でも以下でもない、"THE COLLECTORSのライヴ"だった。セットチェンジの間、やっぱりHARISSが先輩に胸を借りる感じになるのかな? と思っていた。けれど、ステージに現れた彼らを見たら、それが大間違いだったことに気づいた。むしろ勢いという点ではHARISSが上回っていたかもしれない。1曲目の"New World"から圧倒的な煌めきで客席を惹きつけていく。Vo.アキラが持つポップ感と色気と鋭さ。それがバンドのカラーにもなって、会場中を染めていた。ワンマンかと思うくらい。Dr.TAKAHASHIがQueの13周年を祝して「毎年、このステージに立てるというのは幸せなことです。来年もよろしく」と言っていたけれど、来年の前に11月のワンマンでしょう! またこのステージで、今日より熱くて濃いHARISSが観られる。これは「楽しみ」なんて言葉ではとても表現しきれない。
[撮影/サヤカ、文/輪千希美]
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