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Live Report ライブレポート 2007

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2007.9.30
"CLUB Que 13th Anniversary ~club Queen and king 13th joker~"
ザ・カスタネッツ/びっくりしたな、もう


ザ・カスタネッツ

びっくりしたな、もう
なんとQueでの初舞台が一緒だったという13周年にふさわしい今夜の対バン。先攻は「ザ.カスタネッツ」。Ds.ケンイチロウさんの大胆なイメチェンで観客を大いに惹きつけ『モノクローム』と『デイズ』が始まる。何故だか今夜の牧野さんは、とても伸び伸びしているように感じる。聴いているこちら側もつられてリラックスモードになった。カスタネッツのMCは面白いだけでなく、ファンとのコミュニケーションがきちんと成立しているのがとても良い。お客さんの思いをきちんと受け止めている感じがする。そんな親しみやすさもカスタネッツの魅力だと改めて感じさせられた。『hana』『Hello』などの新しい曲から、『キャラバン』『夏の記憶』『時間』といった過去の作品まで幅広い選曲に大満足だった。後攻は、「びっくりしたな、もう」。真心ブラザーズの桜井氏が高校時代に初めて作ったバンドだという。『おさるの万次郎』『マンデーチューズデー』など本人曰く「非常にノリにくい音楽」という不思議サウンドを次々と披露。一瞬で桜井ワールドの虜になった。約10年ぶりに活動を再開し、今夜の本番のためにリハを重ね新曲も用意するといった意気込みが素晴らしい。『素直ないい子』『ドキドキしたい病』『素敵な生活』などが印象的で、ディスコな感じを目指したというとてもアナログ的なピコピコ音、そして一生懸命でありながら終始笑顔で楽しそうに演奏している様子を見ているとこちらまで微笑ましくなる。アンコールは『お茶飲んでぐいぐい』。これからも1年に1度ぐらいのマイペースで続けていきたいそうだ。またひとつ、来年の楽しみが増えた。
[撮影/missa、文/松下恵子]
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