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Live Report ライブレポート 2007

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2007.10.7
"CLUB Que 13th Anniversary ~club Queen and king 13th joker~"
GRiP/メガネビジョン/monobright


GRiP

メガネビジョン

monobright
約1ヶ月に及ぶCLUB Que13周年記念イベントが大詰めを迎えた今夜、EVENT SERIESを締め括るに相応しい3組が集結した。トップを飾ったのは驚異の宇都宮激情ロックンロールバンド、メガネビジョン。ミニアルバム『手紙』を発表後、更なる進化を遂げている彼等が放つエモーショナルでノスタルジックな楽曲は、今夜も観客の心のド真ん中へ強烈な光を投げかける。時に手拍子まで入れて煽りながら男気溢れる情熱と爆音で圧巻のアクト。中盤には「花鳥風月」「手紙」「風」と怒濤の3連打で新曲が並ぶ終盤まで疾走感で駆け抜け、圧倒的な熱量を放出し観客の心をグッと掴んで去っていった。続いて、黒ぶち眼鏡+白のポロシャツ+黒のスリムジーンズがトレードマークのmonobright。「おはようございます!」と元気に御挨拶。変幻自在のひねくれギター・ポップ・サウンドで摩訶不思議な世界観と独特な感性をスパークさせ、ラストには「未完成ライオット」を。奇想天外なパフォーマンスでフロアを熱く湧かした。最後はシンプルかつソリッド、鮮烈なロックを奏で続け結成7年目に突入のGRiP。衝撃の2曲から畳み掛け、「ブラックコーヒー」や数年振りに披露された「AM0:25」で舞い上がる歓声。一分の隙もない演奏に各メンバーのハイレベルな実力が貫禄のステージを彩った。アンコール「COLOR」では感動的な風景を描き、彼等の軌跡を辿るステージは幕を下ろした。エモーショナルなロックンロールを完璧に体現してくれた全てのバンドに更なる期待を抱いた夜だった。
[撮影/サヤカ、文/清水瑠里子]
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