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Live Report ライブレポート 2007

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2007.10.24
"箱庭フェスティバル final"
UNISON SQUARE GARDEN/堂島孝平×渡辺シュンスケ/ghostnote/U&DESIGN


UNISON SQUARE GARDEN

堂島孝平×渡辺シュンスケ

ghostnote

U&DESIGN
まずは企画者のユニゾン斉藤が前説で登場。笑いを織り交ぜ出演バンドの紹介をする。淡々と話しているようだが、この日を待ち望んでいた感情が伝わってきて、観ているこちらも期待感でいっぱいになった。トップは本日唯一のインスト・バンドとなるU&DESIGN。綾部(G)のMCはほのぼのムードだが、彼は演奏面でかなりのバイタルを感じさせる。激しく暴れ回った後には必ず「ありがとう」と呟き、再び温かい雰囲気を作る。綾部は後半「インストなのに歌っちゃいます」と少し照れながらも、見事なボーカルを披露してくれた。続いてはghostnote。とにかく終始3人の笑顔が眩しかった。「気持ちを伝えに来ました!」「伝えたい事があって…」と、自分達の感情をキャッチーで切ないメロディに乗せて表現する。全国各地のバンドから共演のラブコールを受けているのも肯けた。だってホントに素敵だもの。そして堂島孝平×渡辺シュンスケはさすがだ。見せ場を知っている2人。堂島は「Queは久しぶり」と言っていたが、まるで数日前にもここでライブをしていたかのような融合感。渡辺のアップテンポなピアノ・サウンドと、堂島の優しい歌声がミュージック・バー的なオシャレ空間を作り上げていた。ユニゾン斉藤のリクエスト曲を披露する場面も。最後は企画者UNISON SQUARE GARDEN。ダンス系のノリノリな曲では、お客さんが跳ねまくる。聴かせる曲では、お客さんもしっとりムードに。まさにフロアと一体となったステージ。斉藤が「サンキュー!sold out!」「祭りは楽しめ!」などと場を盛り上げる。ベースの田淵はその動きもしかり、表情が実にコミカルである。良い意味で芸が細かいというか、とにかく彼からは目が離せないのだ。ここ最近の彼らの環境は、ジェットコースターのような目まぐるしさだったに違いない。そんな勢いを存分に感じた時間であった。
[撮影/鈴木恵、文/工藤涼子]
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