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Live Report ライブレポート 2007

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2007.10.25
"UNDER<N>WATER WORLD vol.80"
ザ・ジェッジジョンソン/ninaplay/SPANK PAGE


ザ・ジェッジジョンソン

ninaplay

SPANK PAGE
本日の3組は、SPANK PAGE/ninaplay/ザ・ジェッジジョンソンという一癖も二癖もある個性的なバンドが集まった。トップバッターはSPANK PAGE。総勢6名のメンバーには圧倒される。6つもの楽器が重なる演奏と歌には力強さがある。しかし時折見せる繊細さが魅力的だ。特に「Sight」でのしっとりとした印象が心に残る。ラストは「canvas」、全7曲を披露した。続いてninaplayが登場。演奏のみならず照明やスモークといった空間演出にも手を抜かない。「サヨナラスピーカー」「藍色ユートピア」といった哀愁を帯びた音楽が胸に響いた。全体を通して物語が展開していくような感覚を覚えながら、ラストは「リトルボーイは夢の中」。ninaplayの世界に魅了された。最後はザ・ジェッジジョンソンが登場。舞台の真ん中に置かれたコンピューターに釘付けになる。プログラミングされた音と生演奏とのコラボには背筋がぞくっとなった。エレクトロを基本としたジャンルを超えた音楽に、人々はどんどん陶酔していく。テルミンのようにコンピュータを操る「02mixed Louder」は必見の価値アリ。恐るべしエンターテイナーの登場に、終始驚きと関心と感動の連続であった。ラストは「Buskes」。まだこの世界から抜け出したくないという観客の気持ちが、鳴り止まないアンコールから伝わってきた。
[撮影/サヤカ、文/松下恵子]
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