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2007.10.31
10月31日、11月1日と2日連続で行われる”ディスカバリージャパン 原点カイキ大作戦”。このイヴェントはもともと24／7の倉山直樹と怒髪天・増子直純、そしてQueの店長が始め、今回めでたく本家Queで復活となったもの。主催者のよろこびもひとしおだっただろう。一番に出てきたのは、意外にも怒髪天。そして、1曲目はこれまた意外にも『銀河伝説WEED』! ファンを二重にびっくりさせたけど、その後はすぐにいつもの怒髪天のペースに。新曲『ドンマイ・ビート』でサタデー・ナイト・フィーバーばりに人さし指を突き上げ、『人間バンザイ』では、お客さんの両手を挙げさせる。曲とMCとパフォーマンスと表情と。すべてが怒髪天だった。続く夜のストレンジャーズは、怒髪天とは対照的にMCほとんどナシで走っていく。その感じが、渋みがあってカッコいい。3ピースの特徴をいかして、ストレートなロックン・ロールをシンプルに表現しているのが気持ちよかった。今日はいろいろなタイプのバンドが出る日だ。ダークなスーツの4人が揃う中、オレンジのジャケットとぴっちりパンツでステージに飛びだしてきた人がいた。The Fave Ravesのヴォーカル、あおちゃんだ。落ち着いた演奏をバックに熱唱する姿は、とにかくソウルフル。全曲、英語ということもあって、どこか海外の雰囲気のいいクラブで、お酒でも飲みながら聴いている気になる。そんな気分とThe Fave Ravesの音に酔いがまわったか、こきざみにステップを踏みながら歌うあおちゃんに合わせて、気づけば会場中が踊っていた。最後は倉山直樹率いる24／7。「踊ろうぜ?!」っていわれなくてもすでに踊っている状態でライヴスタート。2デイズの初日だからって、当然、手は抜かない。歌あり、インストあり、スローナンバーあり、レゲエ調あり。スカのリズムにあわせて、体全体で音楽を表現する。アンコールでは、メンバーがフロアに下りてきたりして、どこまでもフリースタイル! これは、翌日もどうなるのか予測ができない。明日も、そして次のディスカバリージャパンも、続きが全部観たくなる! "ディスカバリージャパン 原点カイキ大作戦" 24/7(twenty four seven)／怒髪天／夜のストレンジャーズ／The Fave Raves DJ>ISHIKAWA(TIGER HOLE)／TARSHI(LONESOME DOVE WOODROWS)
［撮影／鈴木恵、文／輪千希美］ ※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。
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