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Live Report ライブレポート 2007

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2007.11.4
"復活!ドミンゴス!帰ってきた四人"
ドミンゴス


誰もが待ちわびていた、4人との再会の瞬間を。SEとともに鳴り始めた手拍子の中、チェックのスーツ姿で現れたドミンゴス。華やかなスポットライトの下、陽気なビートが響き渡るとQueはもう大揺れ!バンドが前のめりに煽りまくり、フロントマン吉田一休はひらひらとステージを舞う。「10年前の曲もすべて新曲のつもりで」と披露される歌謡メロディがのったセンチなロックが笑顔を吸い上げてゆく。一休のオーバーなアクションに合わせて、次々と決まるコール&レスポンス。まるでブランクなんてなかったみたいに、バンドとフロアがあっという間に一体化する。途中、特別来日!? したIkkyu Yoshida&トリオザポンチョスも登場。メキシコ音楽を掻き鳴らしつつ展開されるバラエティ的トークは、ぐだぐだながらも笑いをさらう。ソロコーナーを挟んで、後半はパンキッシュなナンバーを連発。「あの娘はビタミンC」では、ステージに飴玉が投げ込まれる。一休がそれを口に入れては、観客に飛ばし返す。「Love Chu! Chu!」でアッパーに盛り上げつつ、ゴム手袋を頭に被ってふくらます。パンクさせると同時に紙ふぶきが飛び散る。欲張りなほどのエンタメショー。ライブの幕引きに、一休は満面の笑みで「大好きだ」と言い放った。けれど、それでも止まない歓声。結局アンコールは3回も続いた。でも、まだまだ終わりじゃない、ドミンゴスは続いていく。笑顔がそう物語っていた。
[撮影/CLUB Que、文/渡部俊祐]
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