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Live Report ライブレポート 2007

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2007.11.24
"秘密結社 presents「Teenage Gangsters! vol.2」"
AKIMA&NEOS/THE COLLECTORS


AKIMA&NEOS

THE COLLECTORS
“バンプ”と問われれば十中八九“マルコシアス・バンプ”だろう、と答えそうな面々で埋めつくされたこの日のCLUB Que。普段よりも気持ち年齢層高めな紳士淑女を前にスタートしたイベント『秘密結社 presents“Teenage Gangsters! vol.2”』の先陣を切ったのは元マルコシアス・バンプの秋間氏率いるAKIMA&NEOSだった。グラムロックの雄としての輝きを携えつつ、そこに年輪を重ねた深みのあるサウンドは、迫力の中にも余裕を見せる大人のサウンドで聴くものの高揚感を煽る。互いに20年選手となったコレクターズとのイベントタイトルが“Teenage”であることに、恥ずかしさを隠せない秋間氏であったが、子供のようにギターをかき鳴らし歌う姿は“Teenage”の頃からなんら変わってないような気がする。そして永遠の少年性・・・トキメキや憧れを未だしっかりと息づかせるTHE COLLECTORSが登場し、会場はさらに盛り上がる。「問題児」や「恋の3Dメガネ」など懐かし目の曲もありつつ、12月19日にリリースされるアルバム『東京虫BUGS』からの新曲も披露。途中コータロー氏のストラップが切れ50万円のギターをステージに落としたり、小里さんの後方にある天井から水が漏れたりとパプニング続きだったにも関わらず、動揺することなく最高のステージを見せてくれたコレクターズ。これぞ20年選手の貫禄と言えるのかも知れない。最後はコレクターズとAKIMA&NEOSのセッションということで、観客の年齢層と自分達の青春時代を考慮した選曲「時の過ぎ行くままに」と「危険なふたり」の70年代ゴールデンソングを披露。互いに40overと笑いつつも、ステージ上では“Teenage spirit”を忘れない両者。観客をも青春時代に引き戻し、ただ純粋に音楽に触れていた“あの頃”を思い出させてくれた、そんな夜だった。
[撮影/藤井美奈、文/足立知美]
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