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Live Report ライブレポート 2008

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2008.1.14
"1QUE(一休)の日 2008"
ドミンゴス


NEW YEAR開幕の熱気冷めやらぬ中で開催されるドミンゴスの恒例イベント「一休の日」。熱い期待で着火寸前の場内に、メンバーは登場するや否や油を注ぐ。矢継ぎ早にアッパーなナンバーで畳み掛け、ステージを縦横無尽に動き回って煽り続ける。ちょっとセンチで前向きで、そしてユーモラス。そんな4人の世界観がきっちり表現される。中盤では、メキシカンタコス島代表として、一休がひとりでステージに登場。白いハットと付け髭の姿でタコスについて力説した。続く一休とノブのユニット「どみん」は、演奏そっちのけで暴露話などを展開。ぐだぐだな長いトークを観客も微笑ましく見守る。再び4人でステージに並ぶと、そこからは怒涛の展開。「ぶっとばせGO!」の曲間ではアニメ「一休さん」のED曲をヘビーかつメロウに歌い上げ、ヒデキは「Y.M.C.A.」を「YYYY」に変えてカバー。文字通りわいわいと盛り上がる。さらに一休がゴム手袋を頭にかぶって破裂させるというお馴染みの技を披露! MCでは、メンバーが口々に「お客さんの笑顔が素敵」と言う。いつもそうだけれど、ドミンゴスは本当に綺麗に笑顔を咲かせてくれるのだ。一休は「歌えるのはみんなのおかげ」と真摯な感謝を述べ、本編ラストの「花鳥風月」で手拍子と大合唱を巻き起こす。鳴り止まない拍手は、予定外のトリプルアンコールまで続く。急遽披露することになった「Love Chu! Chu!」では再びゴム手袋割りに挑み、最高潮に渦巻いた興奮を見事に破裂させる。彼らと次に会う約束はしなかった。けれど、きっとすぐに帰ってきてくれるだろう、場内にはそんな安らかな余韻が漂っていた。
[撮影/おれんじぱんだ、文/渡部俊祐]
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