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Live Report ライブレポート 2008

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2008.2.14
"トレモロイド presents 「空想の街 Vol.4」"
トレモロイド/ザ・カスタネッツ


トレモロイド

ザ・カスタネッツ
今宵はバレンタインデー、CLUB Queに集まった人々も心なしかソワソワ・ドギマギな感じ。先手はザ・カスタネッツ。湧き起こる歓声の中でVo.牧野シェフによる本日のスペシャルコースのメニューが発表される。1品目は『時間』昔の冬はもっと寒かった・・・ひしひしと歌詞が沁みてくる。今夜のスペシャルコースでは2曲の新曲が披露され、そのうち一つは小宮山氏がVoを担当。勿論お客さんは大喜び。そしてもう一つのスペシャルは『忘れないからね』ハーモニカVer.だった。ピアニカが壊れてしまったので、急きょハーモニカにしたとの事だが、これはこれでまた素晴らしいのである。この曲をよく聴いていたあの頃を思い出し、よく口ずさんでいた友人や家族に連絡を取りたくなってしまった。最後の曲は『Through』。カスタネッツによる心のこもったおもてなし料理の数々、全8品という贅沢な内容に大満足だった。そして後手にトレモロイドが登場。ほのぼのした雰囲気が魅力的な『a happy song』が始まり、居心地のいい空間を作っていく。そしてかわいいタイトルの『カロン』を聴いているうちにもっと彼らの世界を知りたくなってきた。特に印象的なのはVo.小林陽介が作った『大気圏』である。この曲はパリに旅立った友人にあてたもので、小林の想像するパリの風景や、友人への思いが込められた歌詞に共感を覚えた。その他『シンデレラ』など全10曲を演奏し、温かな拍手の中でイベントは終了した。遠く離れた大切な友人や家族を想うバレンタインの過ごし方もなかなか素敵だと感じた。
[撮影/中村美鶴、文/松下恵子]
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