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Live Report ライブレポート 2008

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2008.2.17
"近藤金吾 presents NAKED COLLECTION 8"
近藤金吾(TIMESLIP-RENDEZVOUS)/堂島孝平/advantage Lucy acoustic version


近藤金吾(TIMESLIP-RENDEZVOUS)

堂島孝平

advantage Lucy acoustic version

3組のセッション
「普段バンドで歌ってる人がアコースティックでライヴを行う」をテーマに、TIMESLIP-RENDEZVOUSの近藤金吾氏が開催しているイベント、「NAKED COLLECTION 」。8回目の今夜のスタートをきったのは、advantage Lucy。ボーカルのアイコさんとギターの石坂さん二人のアコースティックセットで登場。意外にも二人だけでステージに上がるのは初めてだとか。「今日はリラックスして演奏出来ている」とアイコさんが言っていたけど、ほんとにゆったりと心地良い雰囲気で会場が包まれていくのがわかる。途中ビートルズの「Black bird」をカバー。なんと、この曲を弾いているうちに、ルーシーの「響かせて」が出来たそう。そんなエピソードをきいての「響かせて」はいつもよりじっくりと聴き入れた。二番手は、堂島孝平。リリースしたばかりのアルバム「UNIRVANA」の曲を中心にギター一本で演奏。さすが!と言いたくなるステージ。しっとりと優しい声で歌い上げたかと思えば、「銀色クリアデイズ」ではアコースティックなのに飛び跳ねたくなっちゃうくらいに盛り上がり、とにかく私たちを楽しませてくれる。最後はもちろん主催者の近藤金吾。ステージに上がった途端黄色い声援が!びしっとオシャレな衣装で、堂々とした佇まい。それでいて、MCだと堂島さんにからかわれちゃうくらいの天然っぷりを発揮しているんだから、このギャップにみんなが夢中になっちゃうのも頷ける。艶のある歌声とメロディにうっとり。そして最後に、忘れてはならない!出演者全員でセッション用に曲を作り、当日に披露しちゃう、というなんとも贅沢な企画が、このイベントの凄いところ。ルーシー、堂島さんと共に作った「春のあしあと」と、TIMESLIP-RENDEZVOUSの楽曲「四丁目カフェで会いましょう」を三組で演奏し、イベントは幕を閉じた。アコースティックだからこそ、素の部分が見えてくる、楽曲をじっくりと味わう事が出来たイベントだった。まさにイベントタイトル通りだなぁ、なんて思いながらCLUB Queの階段を上ろうとすると、「春のあしあと」のCD-Rを買う為の長蛇の列が!そう、この日にしか聴けないこの曲を持って帰ることが出来るのだった。なんて至れり尽くせりなイベント!次回はどんなボーカリストが出演するのか、期待してます。 [文/長谷川彩子、撮影/missa]
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