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2008.3.29
「あんたはなで肩だからお母さんのこれを使いなさい。（もらった物：肩パット）」「お母さん今日、かっこいいズック（※靴）見つけたから買ってきたの！明日から学校（※高校）に履いて行きなさい。（もらった物：Jリーグシューズ）」 ははの気まぐれ。 私にとってそれは少し苦くも、力の抜けてしまうアットホームな味わいをイメージさせます。みなさんはどうでしょう。 今日はそんなははの気まぐれの大阪・福岡と巡った、「そろそろ時間ですよ」レコ発ツアーの最終日。昼間はポカポカといい天気で桜もいい具合に咲き、まさにお花見日和。日も暮れてきて、少し肌寒くなってきたところでCLUB Queのドアをあけると、中は昼間に負けない日向ぼっこのようなまったり感。ステージではゆるいMCと昭和の若者の青春的甘酸っぱさの香る曲。最初は緊張している空気が伝わってきていたものの、徐々にそれはとけていき、「MCグダグダだけど、曲やったらシュッとするんです。」と時に踊れるロックンロール、時にオルタナっぽい曲を織り交ぜつつもどこかノスタルジックな雰囲気漂う独特な間合いで進んでいくライブ。それをかわいい女の子から、GS・歌謡世代と見受けられるおじさんまでがそれぞれ自由に楽しみ、あったかく見つめている。そんな姿が印象的でこっちもなんだかリラックスしてしまうような、春の陽気の余韻を夜までゆっくり楽しませてもらえたワンマンでした。
［文/撮影、チボンヌ］
"そろそろ時間ですよ発売記念ワンマンライブ" ははの気まぐれ
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