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Live Report ライブレポート 2008

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2008.4.9
"THE JETZEJOHNSON 「DISCOVERIES」 TOUR"
THE JETZEJOHNSON


THE JETZEJOHNSON
今夜はアルバム発売日と全国ツアー初日という記念すべき日である。今回は一体どんなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか。尋常ではない数の人々で溢れかえった階段をゆっくりと降りながら、この新種バンドへの期待がますます膨らんでいく。ギュウギュウ詰めで全く身動きがとれない中でライブはスタートした。静かに「Quadra」が始まり、「DanceTek」 「QUIT and REBOOT」と進むにつれ、何百人を上回る人影が一斉にリズムに合わせ前後に揺れる。気がつくと自分もいつの間にかその一員となっていた。「02mixed LOUDER」ではVo.藤戸の機械音声と畳み掛けるようなリズムとが一気に脳内を駆け巡り、ある種の恍惚状態へと陥っていく。一方で「Amy」「Fairground」「Ridbam M」といった、藤戸の生歌声やギターサウンドの心地よさが印象的な曲もたくさん登場する。何とも表現しがたい宇宙的な広がりを持った音楽性が「THE JETZEJHONSON」の魅力である。「Great Sailing」「HARF WORLD」など、この瞬間、この場所に凝縮されたJETZEの世界観。もはや放心状態のなか、鳴り止まないアンコールに押され2曲が追加。生演奏による「Battle of Dusse」に人々は大喜びだった。
[文/松下恵子、撮影/藤井美奈]
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