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Live Report ライブレポート 2008

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2008.6.13
"Lucky13 presents 「大ねこ背ロック ~ねこまっしぐら東西バトルロワイヤル~第一幕(東)」"
Lucky13/ザ・カスタネッツ


Lucky13

ザ・カスタネッツ
人や音楽との出会いには、何だか偶然的で不思議な縁というものを感じる。ザ・カスタネッツVo.牧野がぽつりと言った「心の中にたった一人でも大切な人がいれば、誰も傷つけたくないと思う」という言葉に、当たり前のことを忘れそうになっていた自分に気付かされたり、聞こえてくる歌詞が妙に今の自分の心の中に響いたり、そういう偶然が重なるからライブが面白いんだと思う。自分でも気付いてない空っぽの部分に上手く納まっていく感覚は、まるでちょっと変わったテトリスみたいだ。私に響いてきたのは「うつつの世界」「I am Tom」「青と白の日々」「デイズ」「サンシャイン」だったけど、他の人にはどんな曲が響いたのだろう。続くLucky13は、Vo.中瀬のキーボードと澄んだ歌声が印象的だった。誠実そうな人柄がバンド全体から滲み出ていて何ともいえない魅力がある。等身大の自分をありのままに表現したような歌詞が、自分のことのように共感できて、もっと他の曲も聞きたくなった。「2000年目の友達」「天然パーマネント」「バースデイ」「街魚」がとても気に入った。アンコールでは「応援歌」が披露され、心温まる雰囲気の中でイベントは終了した。[文/松下恵子、撮影/中村美鶴]
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