CLUB Que WEBSITE

Live Report ライブレポート 2008

« Back


2008.7.25
"「CLUB Que 夏ノ陣 2008 RETURN TO NATURAL」 ~VS SERIES~ "
UNISON SQUARE GARDEN VS ランクヘッド


UNISON SQUARE GARDEN

ランクヘッド
先攻のUNISON SQUARE GARDENのアクトは、鈴木のドラム・ソロで開幕した。「今日は上機嫌!」と気迫と期待をストレートに告白。キャッチーさと強烈な個性が混在する彼らの楽曲を聴いていると、「ロック」や「ポップ」なんて区分けはどうでもよくなる。楽しいか、楽しくないのか。そうなれば田淵(b)の大きなアクションに合わせて、自然と身体が動いてしまうのだから、3人の生み出す音の渦に飲み込まれていることは明白だ。終盤ではメジャー第一弾シングルの『センチメンタルピリオド』や、人気曲『水と雨について』を演奏し、「次はランク兄さん!」と華麗にバトンを繋げた。後攻のランクヘッドは『素晴らしい世界』からスタート。既に熱気が充満している会場内からは「暑い」という囁きがちらほら。小高(vo/g)は汗だくで観客を煽り、『夏の匂い』のようなメロウな曲で涙腺を刺激する。ここ数年の下北沢音楽シーンのプロトタイプのようなバンドだと捉えていたが、様々な要素と性格が宿っている楽曲は一筋縄ではいかない。『僕らは生きる』でお馴染みの「ラララ~」の大合唱を巻き起こし、アンコール(全員ユニゾンTシャツで登場)では『カナリアボックス』でフロアを躍らせた。まさに全力対決![文/工藤涼子、撮影/松本順子]
※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。

MENU

WWW このサイト内
Copyright © CLUB Que SHIMOKITAZAWA All rights reserved.