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Live Report ライブレポート 2008

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2008.11.20
"東名阪ワンマンツアー 「光」 下弦夜"
つばき

今回のワンマンは、『覚めた生活』『片道キップ』など立て続けに3曲を演奏する形で幕を開けた。今年で結成8年を迎える「つばき」は、いい意味での初々しさと新鮮さを持ち味とするバンドである。メンバーそれぞれのくったくのない笑顔や観客との心温まるやりとり、『猫』『タブレット』など一つ一つの曲を大切に丁寧に演奏していくその姿から、今夜の満員の理由が分かる気がする。途中ゲストにAKEBOSHIを迎え、新曲『光 ~hikari~』の披露が12/3の発売に先駆けて行われた。続いて『花火』、AKEBOSHIの曲『Wind』を演奏すると、Vo.一色は自分の好きなアーティストと一緒にその人の曲を披露することの素晴らしさを満面の笑みでうれしそうに語った。またAKEBOSHIの透き通った声とピアノの音も印象的だった。その後、『Money&Honey』『君がいなければ』など18曲を演奏し、気がつくとアンコールの時間になっていた。2度のアンコールが行われ、最後の曲は観客によるリクエストに答えるものであった。「つばき」は何となく冬が似合う気がする。それも寒い冬ではなく暖かい冬。もしかしたら、ライブを見終わった後に温かい気持ちになっていることや、観客の紅潮したほっぺを見ていてそう感じるのかもしれない。
[文/松下恵子、撮影/小川舞]
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