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Live Report ライブレポート 2008

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2008.12.14
"大木兄弟生誕43周年記念"
TOMOVSKY/Theピーズ


TOMOVSKY

Theピーズ
今夜のライブは、対バンと称した大木兄弟のお誕生日会である。本来ならばお祝いされる側であるはずの二人がもてなすライブとあって、スタート前からCLUB Queの中は大勢の熱気とお祝いムードに包まれていた。前半はTheピーズが登場。会場内から「おめでとう!」の歓声と拍手が沸き起った。『死にたい奴』で始まり、テンポよく進み『ギア』『焼きめし』などを披露。途中何度かアビさんがお団子とお茶を頂きながら(恒例?)、ハルさんこと大木温之としばし談笑する場面も。『絵描』は本当にいい歌だった。Theピーズの歌はどれもタイトルがシンプルなことに感心した。後半は『Happy Birthday』とともにTOMOVSKYこと大木知之が登場(ベースにハルさん再登場)。そして『歌う43才』を熱唱。毎年この日に数字が増えるのだろう、是非100才目指して続けて行って欲しいものである。ハルさんが「双子だけどね~、全然ジャンルが違うんだよね~」と言っていたように、『GO!GO!GO!』『骨』などサード・クラスと作り出す不思議なTOMOVSKYワールドが次々と展開していく。特に『ワルクワナイヨクワナイ』は、年を追うごとにゾクゾク感が大きくなっている。しかしTOMOVSKY本人のほのぼのした雰囲気は変わらず、いたってフツーのニコニコしている隣のやさしいお兄さん的な存在感がみんなを喜ばせているのだろう。アンコールでは『無計画という名の壮大な計画』が歌われた。次回の誕生日会は一体どんなライブになるのだろう。今からとても楽しみである。[文/松下恵子、撮影/祖父江綾子]
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