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Live Report ライブレポート 2009

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2009.1.21
BAZRA





BAZRAにとって今年初となるライブは、「明けましておめでとう!」の第一声とともに『オオカミ少年』で始まった。メンバーそれぞれの気合も十分で、熱のこもった演奏が繰り広げられた。集まったファンの前で歌うことが本当に嬉しいのだろう、とてもいい顔をして歌う人だなというのが、Vo.井上鉄平に対しての印象だ。しかも何故かよく声が通る。『はね』を聞いていて感じたのは、声がきれいとか、歌が上手いとかではなく、メッセージそのものが聞いている人々に直接届くということで、それが「声がよく通る」と感じた理由なのかもしれない。また、BAZRA自身はパンクだとは言っていたが、そのバラエティ-の豊富さにも驚かされた。『彗星』『ドウスル?』『花とダンス』など全く違う雰囲気の曲が混在し、皆が知っている和田アキコの『古い日記』を彼ら流にアレンジする。他にも『最後の約束』など印象に残っている。BAZRAは一見強面な雰囲気を持つが、ライブ中ずっと観客を楽しませようと一生懸命に取り組む姿にとても好感が持てた。ライブでは18曲とアンコール5曲の全23曲が披露されたが、時間が経つのが本当に早く感じられた。次回は友人を誘ってBAZRAの空気を体験したいと思った。 [文/松下恵子、撮影/サヤカ]
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