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Live Report ライブレポート 2009

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2009.1.24
"ワントラ presents! 「ラッパと娘コロシアム Vol.3」"
ONE TRACK MIND/SNAIL RAMP
opening act> KOKUBU a.k.a 酒神様
DJ> 松田"chabe"岳ニ(Cubismo Grafico)
SHOW CASE> Dancing Honey Dolls


ONE TRACK MIND

SNAIL RAMP
ONE TRACK MIND企画第三弾はスカパンク、メロディックコアバンドSNAIL RAMPがゲスト。もとい、対戦相手。日本のスカシーンを牽引する両バンドの、今までありそうでなかったツーマン。恒例となったリングアナウンス、国分斉唱で幕開け。先行はスネイル。ポップコーンが一斉に弾け出す勢いで1曲目「777」からモッシュの波がフロアを襲う。続くワントラは「Uppers」「マーライオン」などお馴染みのナンバーで応戦。Dancing Honey Dollsによるセクシーダンスタイムを挟み、イベントは後半戦へ突入。スネイルの2ステージ目は8割MC、2割ライヴという荒技。事前にHPで募集したお題に即し3人で爆笑トークを展開。個人的な話で恐縮だが、中3だか高1だかの時分、竹村あきらのオールナイトニッポンリスナーだった私には冗談抜きに垂涎ものの光景で、よもやあのバカ高い笑い声と謙虚な毒舌が生で聞ける日が来ようとは、とライヴ以上の感動を覚えてしまう本末転倒ぶり。トーク後はワントラカヴァーの「REMEMBER YOU」、「B.M.W.」を披露。ダイヴの連続で興奮冷めやらぬままワントラ登場。温まった空気は一気に沸点へ。スカのリズムと突き上げるようなホーン隊の音色に身を委ね踊る観客の笑顔の眩しいこと。ワントラを観ると、いつも何故か夏休みの始まりと終わりがごっちゃになったような哀愁を感じる。あまりにその空間が愛おしいから、終わりが来るのが辛いんだと思う。とかセンチメンタルなこと書いてみても結果踊ってはしゃいでそんな気分もどこへやら。夏休みを待つ小学生みたいに、次回5月2日のラッパと娘コロシアムが待ち遠しい2009年1月下旬の夜なのであった。 [文/宮本貴子、撮影/CLUB Que]
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